大学院生の生活って、思っていた以上にしんどくないですか?
実験・報告会・TA・就活・バイト・家事など、
全部がじわじわとのしかかってくる。
私も、正直何度も「もう無理かも…」と思いました。
やることが増えすぎると、メンタルが厳しくなってきます。
私はB4の時は担当の先生と1対1だったので、雑誌会と報告会を毎週交互に行うようなこともしていました。
この時期は研究もなかなか進まず、本当にメンタルがやられそうでした。
今回は、そんな私が実際に助けられた「6つのメンタル回復習慣」を、スライド付きで紹介します。
1.研究の合間の散歩
研究室に長時間引きこもっていると、気分も沈んでしまいます。
お昼休憩や夕方など、疲れたときに散歩することでリフレッシュできます。個人的には30分以上、大学の構内や可能ならば自然を感じられる場所に行くのがオススメです。
結構時間かかるな、と感じた方もいるかと思いますが、
散歩から帰ってきて仕事を再開すると、
行き詰っていた作業が楽に進むこともよくあります。
友人を誘って数人で話しながら散歩するのも、
楽しくて息抜きになるでしょう。
自分が疲れたと感じたときに行くのがオススメです。
まとまった時間が取れない方は5分でもいいので、意識して歩いてみて下さい。
2.日記をつける
「なんかしんどい。でも、何が原因かわからない」
研究をしていると、情報量が多すぎてこのようなモヤモヤを感じたことはあるかと思います。私もよくあります。
そんなときに始めたのが、日記です。
日記といっても、一日の出来事を全て書く必要はありません。
「今日は疲れた」「○○にイラッとした」「でも昼のラーメン美味しかった」
そんな簡単なものでOKです。人に見せる必要もありません。
ポイントは、“感情”をそのまま書くこと
できれば紙に書くことをオススメしますが、スマホのメモに打ち込んだりするだけでも、頭の中がスッキリします。
「今の自分って、こう思ってるんだな」と客観視できるようになると、不安や焦りの正体が見えてきて、頭の中がすっきりする感覚を覚えると思います。
インプットする情報が非常に多い大学院生ですから、アウトプットしてあげることも必要です。朝起きてすぐやるのがオススメです。
3.友人と話す
メンタルが沈んでいるときほど、人に連絡するのが面倒になります。でも、それが一番効果的だったりするんです。
研究室の仲のいいメンバーでも、
中学・高校の友人と電話するのでも、気分が上がるなら誰でもOK
研究に行き詰って孤独を感じたなら、気軽に話すようにしましょう。背負い込み過ぎないことがメンタルにとって重要です。
・最近見たアニメ
・今日のごはん
・昔の思い出話
どうでもいい話を15分でもすると、
不思議と「まあいっか」という気持ちになれます。
大事なのは、誰かとつながってるという実感。
孤独を感じると不安や自己否定が
膨らみやすいので陥らないように注意しましょう。
4. SNSを見過ぎない
SNSは便利な反面、毒でもあります。
「新社会人の金曜夜のインスタ」
「あの人就活うまくいったみたい…」
「自分、何してんだろ」
実験の待ち時間などでSNSを見ると、
自分を他人と比べ、ほぼ確実に落ち込んでしまいます。
私もしょっちゅうありました。特に寝る前にSNSを見ると、
脳が興奮して寝れなくなることもあるのでオススメしません。
SNSを見て他人と比較してしまう人は、大学院の間はインスタのリールなどを見ないようにしましょう。
友人とのやり取りのみでの使用をオススメします。
5.毎日プチご褒美を用意する
気分が沈んでいる時、頑張る理由なんて出てきません。
研究は一日で成果が出るものではないので、
一日のモチベを保つには何か自分へのご褒美が必要です。
私は家に帰ってから、「今日もなんとかやれた自分」に
プチご褒美をあげるようにしました。
ご褒美は確実に自分の気分が上がること、例えば
アイスを1個だけ食べる、新作のゲームをする、
恋人と時間を過ごす、香りのいい入浴剤を使うなど…
“今日が終わったら、アレが待ってる”
この仕組みを作るだけで、一日頑張れると思います。
自分だけのプチご褒美を見つけてみて下さい。
6.月1で大ご褒美を用意する
私は日々のご褒美とは別に、月に1度、自分が本当に喜ぶことをしてあげる日を作っています。
安くておいしい海鮮を食べる
友人とドライブ
やったことのない挑戦をしてみる
カフェで読書だけして過ごすなど
私は隣の県の大学院に高校時代の部活の同級生がいるので、
2,3ヵ月に1度くらいの頻度で1日ドライブしています。
“○日にご褒美を用意してるから、それまでちょっと頑張ろう”
という気持ちになると、不思議とやる気も湧いてきます。
大学院生は褒められる機会が非常に少ないと感じています。
だからこそ、自分で自分を褒めてあげるという意味でも、
自分へのご褒美を用意してあげましょう。
まとめ
ここまで紹介した「6つの習慣」
どれか1つでもあなたの毎日に取り入れられそうですか?
1.散歩する 2.日記をつける 3.友人と話す
4.SNSとの距離をとる
5.毎日プチご褒美
6.月1で大ご褒美
もちろん全部やる必要なんてありません。
「これ、今の自分に効きそう」ってものを
1つでも試してみていただければと思います。
メンタルは急に強くなるものではありませんし、私たちの心にも限界はあります。
しんどい中でどれだけ頑張れるかではなく、
如何に工夫して楽しく頑張れるかが重要だと感じています。
しんどい中でも頑張っている方の助けになれれば幸いです。
あなたの心が少しでも軽くなるきっかけになりますように
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